『宇宙物理学入門 宇宙の誕生と進化の謎を解き明かす』

桜井邦朋 著
講談社ブルーバックス
ISBN978-4-06-257480-8
宇宙物理学に関して書かれたコンパクトな概説書。
コンパクトな概説なので、分かりやすい訳でも内容が広くあるいは深い訳でもないが、そうしたものだといえばそうしたものか。
分かりやすい訳でも、内容が充実している訳でもない本に、どこまで需要があるのか、私にはちょっとよく分からないが。
そういうものだといえばそういうものなので、コンパクトな概説書で良ければ、読んでみても、という本だろう。
以下メモ。
・大質量の星は銀河系の渦状腕に沿って分布している。
・シンクロトロン放射によって放出された電磁波は、電場の振動面が磁力線に対し垂直になるように偏っている。