『郊外の社会学 現代を生きる形』

若林幹夫 著
ちくま新書
ISBN978-4-480-06350-2
郊外に関していくつかのことが書かれた本。
私が受けた印象では、大体のところ、郊外について社会学的に何かいってみました、という感じの本だろうか。あんまりそれ以上のものではないと思う。これといったテーマはないし、著者が本書で何をいいたかったのかは、私にはよく分からなかった。
一つの読み物といえば、読み物ではあるだろうから、郊外に関して書かれた社会学読み物で良ければ、読んでみても、というところか。
何らかのテーマがある訳でもないし、かといって分かりやすい入門書のようなものでもないし、私には余り良い本ではなかった。