『バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド浩太郎 著
光文社新書
ISBN978-4-334-03989-9
アフリカへバッタの研究に赴いた研究者が記した活動記録エッセイ。
研究エッセイではなく活動記録だが、エッセイなので合う人には合うだろうし、それでよければ、という本か。
面白くないとはいわない。
ただ、真に読む価値がどのくらいあるかというと、結構微妙か。
砂漠でラマダンを経験すると幸せのハードルが下がって水を飲めるだけでもありがたく感じる、と本書に書かれているが、まさに水を飲むだけで幸せになれる人向き。
特にどうということはないエッセイではある。
それでよければ、という本だろう。