『統計グラフのウラ・オモテ 初歩から学ぶグラフの「読み書き」』

上田尚一 著
講談社ブルーバックス
ISBN4-06-257497-7
統計グラフについての教科書。
様々な統計グラフの使い方や、どういうデータの場合にどういうグラフを用いたら良いか、というようなことが書かれた本で、基本的に教科書と考えるべき本だろう。
教科書なので、それで良いという人なら読んでみても、という本か。読み物として特に面白いということはないと思う。
以下、メモ。
・例えばある政党の得票率が20%から24%になったような場合、これを変化率に注目して説明すれば「20%増えた」となるし、変化量に注目すれば「4パーセントポイント(4ポイント)増えた」という説明になる。
・対前年同月比のデータに変化が現れた場合、データは一年間の情報を見ているのだから、変化が現れたのは、その月ではなく半年前と見るのが妥当である。