ネトウヨ的放談

悪魔の証明 なかったことを「なかった」と証明できるか』
谷岡一郎
ちくま新書
ISBN978-4-480-07400-3
悪魔の証明をネタに小室直樹が書いたらこんなものになりそうな、というところを目指したような本。
実際にはネトウヨ的な放談。
小室直樹のファンとしては寂しい限りだが、あながち否定できないところが。
美化しすぎなんだろうか。
でもまあ、小室直樹が書いたらもう少しはエンタメ的に面白くなったのではないかと思う。
この著者は、もともとこういう人だったのか、専門外だからこんなもんなのか、歳をとってぼけてしまったのか。
どこがおかしいか探るゲームでもするつもりでなければ、お薦めできない。
そんなんやってられんやろ。