雑多なまとめ

『受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実』
おおたとしまさ 著
新潮新書
ISBN978-4-10-610784-9
受験や進学に関していろいろと書かれた本。
あまりまとまりはない結構雑多な本だが、コラム集と考えればこんなものか。そうしたもので良ければ、というところ。
受験生やその親には参考になることもあるのだろうと思う。
そうしたもので良ければ、という本だろう。

以下メモ。
・反抗期真っ盛りの十五歳で受験するよりは十二歳で受験したほうがいい場合があるかもしれない。
・受験日や受験回数の設定などによって偏差値を移動させることは可能だ。
・日比谷などの一部の都立高は確かに復権したが、中堅以下の都立高は下がった。
・国際的な分類をベースにした思考コードに従って、より深い思考を問う受験がなされる時代になってきている。
・男子と女子で適切な教育の進め方に違いがあるかもしれないから、男子校女子校のほうが優れている可能性はある。