珍しめの題材か

『宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来』
小泉宏之 著
中公新書
ISBN978-4-12-102507-4
宇宙を移動するための推進エンジンについて書かれた本。
個人的に、宇宙探査とか個々の探査機について書かれたものを読んだことはあってもエンジン全般について書かれた本を読んだのは初めてだったので、興味深く読めた。興味があるならば読んでみてもよい本か。
普段から宇宙探査のニュースを追っているような人にどうかは分からないが。
一から説明していればこんなものなのだろうが、あまり深いところまでは書かれていない気がする。
あくまで初心者向け。
の割には、火星の人の話が何度も出てきてちょっとうんざりするが。
それでもよければ、という本だろう。